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終わりなき世界.1 [a2cism]

好きになった女性との初めてのデートで待ち合わせをしている時、

会った時の最初の一言は何にしよう

とか

予約したレストランまでどんな会話をしよう

とか

次の約束はどう取り付けようか

など頭の中はまるで夢と希望で満ちあふれたパラダイスだ。心臓ドキドキの高揚感と期待感でエクスタシーさえ感じる、彼女が現れるまでの数分間に永遠に囚われていたいと思ったりする。時間よ止まれ!というのとは違い、彼女が現れるという事実に永遠に到達しない世界を生きてみたいと感じてしまうのだ。

これを僕はドミナントコード症候群と呼んでいる。

広辞苑やウィキペディアはおろか、Google検索してもそんな言葉は見つからないはず。
なぜなら自分が考えた言葉だから。

学校の挨拶でよくある

起立 - 礼 - 着席

の際に伴奏されるピアノコードは

トニック - ドミナント - トニック

と遷移する。

ではもし最後のトニックが鳴らされず、ドミナントの状態のまま放置されたら・・・

きっとものすごく後味の悪い、すっきりしない、不安で未完成な気持ちにさせられることだろう。

でもそんなきたるべき結末を迎えないというか、真実という着地点にたどりつかない状態で居続けることができたとしたら、人は意外と健やかでハッピーなのではないかと最近感じてしまう。
もちろんそんな世界はあるわけがなく、良くも悪くも、時には非情にも現実は訪れてしまうのであるが。
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男が孤独を感じる時 [a2cism]

昔から一匹狼の気質があるせいか、一人でいてもそれ程寂しさを痛感しない。

とはいえ孤独大好き!というほど奇特ではなく、

「ウサギはね、寂しいと死んじゃうんだよ」

という酒井法子の台詞が身に染みる夜を過ごすことが多かったりもする。

と、ここまで書いてなんか強がっているだけのような気がしてきた。

大学に入学したての頃、マクドナルドの夜間メンテナンスのバイトをやっていたことがあった。勤務は夜10時から朝の7時までだったか。

当然バイトから戻ってそのまま授業直行というパターンが週に2日ぐらいあり、日によっては夕方まで授業が続く時もあった。

そんなある日、クラス単位の授業が5限にあったのだが、あまりの眠気に耐えられなくなった僕はそのままうつ伏せに眠ってしまった。

ふと目が覚めると、明るい夕陽が差し込んだ教室に、独りぽつんと取り残されている自分がいるではないか。しばし状況が飲み込めず放心状態。そして急に耐え難い程の寂しさが襲ってきた。

後で友人に聞いたら、あまりに気持ち良さそうに眠っていたので放っておいたとのこと。すぐに気づいて起きると思ったと。

その後すぐに夜間メンテのバイトを辞め、人恋しさからネズミーランドのキャスト募集の門をたたいた自分はやはり寂しがり屋なのかもしれない。
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緊張と緩和 [a2cism]

プライベートとビジネス。両方の帰国準備の大変なことといったらもう・・・。こんな時に限ってわんこそば状態でやることリストが増えていくこの世の不思議。

この三年間、十字架を背負ってしまう癖は相変わらずだったが、悩み・緊張が解けた瞬間の感覚が、ある種の喜びとなって先へ進む原動力となることを実感した。弛緩が必ずおとずれてくれたのはある意味運が強かったのかもしれない。

どうやら過去に頻繁にホラー映画を観たりジェットコースターを好んで乗ったりしているうちに、無意識にストレス=>リリースの方程式が身に着けていたようだ。多分人よりはストレス耐性が強いのではと思う。
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赤っ恥 [a2cism]

社会人になってまもなく、映画館の事務所で電話をとっていた時のこと。

お客さんに座席数を聞かれ、

「300席弱です」

と答えた。

そばで聞いていた先輩社員が、

「どうして302席って答えないの?」

と不思議そうに聞いた。

「すみません、次から気をつけます」

と言ったものの、何となく腑に落ちない、心に引っかかるものが自分の中にあった。

それから暫くして、その訳に気付いた。

おバカな自分は「~弱」というのはその数字よりちょっぴり多いことを指すのかと勘違いしていたのだ。もちろん「~強」はそれよりももっと多いという意味で・・・。

要は電話で「300席強」と言えば良かったものの、何故に敢えて少なめに答えるのかと先輩は疑問に思ったのだろう。

他にも最近までずうっとロートルという言葉は英語だとばっかり思っていたりして。単語を探してもないのでおかしいなと思っていたのだが、中国語だったとは。

自分は人生であとどれくらい恥をかき続けるのだろうか。


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意外性 [a2cism]

昔からマジメでおとなしく見られることが多い。

出会った8割ぐらいの人は後生、そう思い続けるような気がする。そして残りの2割の人はまるで違う印象を後に持つことになるのだが。

そんな自分の引き出しのひとつにモノマネ(声マネ)がある。

大学4年の就職活動時、とある会社の1対1の面接でこんなことがあった。

面接官 「人を喜ばせることが好きと言うことですが、具体的にどういうことをするのでしょう?」

僕 「ええ、例えばモノマネをしたりですね・・・」

面接官の目がキラリと光る。

面 「何かちょっとやってもらえますか?」

やべ、墓穴掘った。「ひとつ屋根の下」の福山雅治をやろうかと一瞬思ったが、

僕 「え~松村ですけれどもね~、え~今日はですね~○○さんのところにお伺いしているわけですけれどもねぇ、緊張して何をしゃべっているか全然わかんないんですけれどもね~。」

咄嗟に出てきたのは松村邦洋だった。orz。目を見開く面接官。

面 「ほぉー。もう一つぐらいできるかな。」

食いつきはパーフェクト。もう後には引けない。

僕 「ええっと、ではスクールウォーズというドラマはご存知でしょうか。イソップという少年が言う台詞なんですが・・・僕の家、海の近くでしょ。だから毎朝太陽が昇るのが見えるんです。僕達もあの太陽のように昇っていったらなって。」

たじろぐ面接官。感心の眼差し。その後はようやく面接らしい面接が始まった。そして事態はクライマックスへ突入する。

面 「最後にもう一つ何かモノマネをやってもらえますかね。」

ぜってぇあなた個人的に楽しんでるよね!でもこうなったらやるしかない。

僕 「どーもルーちゃんですけれどもねぇ。こんな面接でねぇ、自分の将来が決まっちゃうなんてね、ルーちゃん悲しいんですけれどもね。」

やば、やってしまった。なりきりすぎると何故か自分の意思とは関係ない言葉がポンポンと出てきてしまう。ルー大柴なんかやるんじゃなかった。

僕 「す、すみません!」

面 「いや、いいんですよ。ありがとうございます。それにしても君は見た目こういうことをやるようにはとても思えないので、正直驚きました。いえ、決して悪いことではなく、こういう意外性は大切ですからね。」

間違いなく落ちたと思ったが次に進むことができた。でも次の面接でマジメさを売りに作戦変更したら、マジメすぎるという理由でご縁がなかったことに。

今でもたまに自分のキャラを見失う時がある。マジメなの?お笑いなの?と。でも自分でバランスをとるしかない。

最近飛行機の中で「犯人に告ぐ」を何回も見たせいか、豊悦のモノマネができるようになった。

「今夜は震えて眠れ」


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昭和ジェネレーション [a2cism]

もう数年すると日本のオフィスに見えない世代のボーダーラインが引かれるに違いない。

平成生まれのおでましだ。

20代やら30代といった年齢区分よりももっと衝撃的なカテゴリー、年号。

自分がどれ程年をとったのかあっさりと実感できる。

昭和って響きがものすごく古臭く感じるし。これからは仕事で生まれ年を聞かれたら西暦で答えることにしよう。せめてもの抵抗の為に。


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My boot camp [a2cism]

たまにふと自分の限界に挑戦したくなることがある。

大学に合格した日からずっと毎日軽い筋トレを続けている。流石に熱があったり泥酔した時はできないが、我ながらよくコンスタントに続いていると思う。おかげ様でこの年でも惨めなお腹にはなっていない。

ここ数年は腕立てを50回/dayやっているのだが、一体腕立てができる限界はどのくらいなのだろう。一度200回やったことがあるが、その時はまだ余裕はあった。

ということで挑戦。1000回ぐらいいけるか?

ルールとして、小休憩しながらやるのはOK。ただし腕立ての形をとどめなくなったらそこで終了。

Before->Afterでどの程度体に変化があるか、ウエスト、胸囲、腕周りを図っておく。ウエスト、胸囲は息を思いっきり吐いた状態で計測。腕周りは腕をまっすぐに伸ばして力をいれない状態で。

-100回・・・急に疲れが襲ってくる。

-200回・・・腕がすごく重い。

-300回・・・全身汗だく。

-400、500回・・・心が無言になる。自分との闘いの始まり。

-600回・・・結構インターバルが増える。そろそろ限界か。

-700回・・・もうダメ。も~K点。もう腕立てにならない。上半身と腕がありえない程ぱんぱん。

<計測結果>
ウエスト  69cm -> 69cm 全く変化なし。腹筋をそれ程使ってないのでこんなものか。
胸囲   86cm -> 86cm えっ!全く変化なし。一番変化あると思ったのだが。
腕周り   28cm -> 29.5cm やっぱり腕立ては腕しか鍛えられないのかなあ。

700回にかかった時間、50分。

自己満足、priceless・・・

ちなみにすぐにシャワーを浴びに行ったら

二人羽織でシャワー浴びるとこうなるんだろうな、という感じ。

腕が重くて思うように動かせない。手を洗うことさえなんかもどかしい。

あー疲れた。明日動けるか心配だ。


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時には口癖のように [a2cism]

そいつぁすげえや!

いいね!

素晴らしい!

こんな気持ちを表現するのに英語は一言でいい。

Excellent!

Awesome!

Terrific!

Super!

Sweet!

どうも会話をしていると各人こだわりの一言を癖のように決めているらしい。女性しか使わないものもあるようだ。

いままではかなりの確立でシンプルにGreatかNiceが口をついて出ていたのだが、ここらで自分もこだわりの一言がほしい。それもあまり周りの人とダブらないものを。

そしてついに見つけた。これからはこれでいく。

Royal!

?な顔をされたりして。もしかして死語だったりして。「チョベリグ」みたいなものだったりして。


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What is the meaning of your life? [a2cism]

やっと・・・

社員旅行が終わった。長かった。

そしてまたしても心の奥に残ったのは敗北感。

でもショウガナイ。今まで自分が学校や留学で英語onlyで過ごした時間をトータルしたとしたら多く見積もって2年ぐらいだろう。経験や知識がカバーしたとしてもせいぜいネイティブでいえば6歳児ぐらいのレベルだ。そんな子供が何年もディベートやらロジカルシンキングで揉まれて育ってきた大人と会話が成り立つわけがないのだ。現実を素直に受け入れて精進するしかない。

そんな辛い社員旅行中、なぜか頭を過ぎったのが人生の意味について。

目標に向かって邁進しそこにたどり着いたとしても、そこは実は次なる目標の通過点に過ぎない。すなわち自分の人生は決して本番が訪れないリハーサルであるということ。

まるで苦労して箱を開けるとまた箱が出てくるようなもの。本当は永遠に箱が出てくることにうっすら気付いているのに、次は何か違うものが入っているに違いないという「好奇心」と「期待感」を抱いて箱を開け続けてしまう。その好奇心と期待感が生きる原動力であり、自分の人生の意味である。


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My default I [a2cism]

歯を磨くのは左下の奥歯から

シャツの袖を通すのは右から

体を洗うのは右耳の後ろから

ジーンズをはくのは右足から

Tシャツを着るのは右手-左腕-右腕-頭の順

手の爪を切るのは左手の親指から

顔を洗うのは鼻から

ショートケーキは苺から

カレーライスをよそう時はご飯が左、カレーが右

ラーメンを食べる時ははスープから

涙をぬぐうのは丸めた人差し指の第2間接で

いつ決まったんだろう、こんな自分の初期設定。


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